ゆたか幼稚園は、埼玉県三郷市の幼稚園です。 |
学校法人豊田学園 ゆたか幼稚園 | |
〒341-0044埼玉県三郷市戸ヶ崎2-576 TEL: 048-955-2550 |
ゆたか幼稚園 Home |
Photo gallery | ごあいさつ | 教育方針 | 幼稚園の1日 |
年間行事 | 幼児の遊び | 造形 (陶芸・絵画制作) |
令和5年度 募集要項 |
入園に関する Q&A |
Tom先生のエッセイ |
子どもたちは、体を動かして遊ぶことが大好きです。 英語の活動は、子どもたちのエネルギーに満ちています。 |
Morning class 年少(2学期)から年長まで | |||
|
|||
英語を保育活動の一つとして導入する目的 | |||
英語の活動を始めて、今年で15年目になります。英語の活動を開始 | |||
した当初から現在に至るまで国際化、情報化など社会の変化は目覚 | |||
しいものがあります。今や、21世紀を担う子どもたちには、将来どんな | |||
環境でも生き抜いていくために、自ら課題を見つけて取り組む意欲が | |||
必要とされています。子どもたちが英語の活動を通じて日本語とは異 | |||
なる音や表現があることを発見し、さらには、言語の背後にある文化 | |||
の違いに気付き、幅広い視点をもつことができればよいと考えています。 | |||
Tom先生(上写真)のエッセイ |
|
||
イギリス人講師が見たゆたかの幼児教育と英語の活動について | |||
2001年から2005年の5年間にわたり、ゆたか幼稚園で、英語講師 |
|||
として子どもたちの指導をしていただきました。幼児教育に関心をもち | |||
子どもの成長を温かく見守り続けてこられたTom先生は、イギリス人 | |||
として見たゆたかの英語の活動についてエッセイを残してくださいました。 | |||
子どもを教えることの喜びと意義について綴ったエッセイです。 | |||
Tom先生は、現在、東京ブリティッシュ・カウンシルに勤務されています。 | |||
※ 東京ブリティッシュ・カウンシル:英国の公的な国際文化交流機関。 | |||
エリザベス二世女王陛下を総裁、チャールズ皇太子殿下を副総裁とし | |||
英国外務省を通じ、日英両国の文化交流を推進しています。 | |||
日本語を獲得する時期に、英語を学ぶことに 問題はないのか |
幼児は英語をどのように理解するか | ||
英語の活動を始めて今年で15年になりますが、そうした問題はあり | 幼児は体を動かして遊ぶことが大好きです。英語のレッスンでは、 | ||
ませんでした。子どもたちは、家庭と幼稚園であふれる程の日本語 | 英語の先生の発する英語を聞きながら、その動作を模倣する | ||
の中で生活しています。幼稚園入園以降、集団で過ごす環境ととも | (TPR)を用いています。体全体を使って英語を感じとっていく | ||
だちとの遊びを通して、子どもたちの日本語の語彙力は飛躍的に | 方法です。・ | ||
伸びていきます。英語のゲームを楽しみ、英語の歌をたくさん歌う | TPR: Total Physical Response (トータルフィジカル・レスポンス)、 | ||
ことは子どもの好奇心を満たし、また、未知のものを知るという上で | 子どもたちは、日本語を耳にすることなく英語のみで "Sit down." | ||
大いに刺激を与えます。 | の意味を理解します。 | ||
幼稚園児から英語の活動を始めるメリット | 平成25年度からは、日本人スタッフの指導で 英語の活動を行っています。 |
||
英語に親しむことに年齢は関係ありません。他のことも同様ですが、 | 英語を聞き、楽しみながら、自然に英語の音や語彙に親しみをもつ | ||
英語を学んでみたいという意欲があれば、年齢に関係なくいつでも | 環境を大切にしています。 英語で遊ぶことの面白さを存分に味わ | ||
始められるでしょう。しかし、幼いこどもたちが英語を 「遊びを通して | えるような環境構成を考え、活発に動き回る子どもたちのエネルギー | ||
学ぶ」 ということには大きなメリットがあると考えます。幼い子ども | を最大限に生かす英語のゲームで遊びます。英語の歌やクイズ、 | ||
たちは、英語であれ日本語であれ、活動が楽しいものであれば、 | 絵本も楽しみます | ||
言語に関係なく興味関心をもちます。 活動的で好奇心に満ちた | アルファベットの名前と音の違いを学ぶ-フォニックスをレッスンに | ||
子どもたちは、ごく自然に英語の表現を吸収していきます。 | 取り入れています。子どもたちは英語の音や口の動きが面白い | ||
ようで、大変興味をもって取り組みます。 | |||
活動のねらいは、英語を皆で表現して楽しむことと、「やってみたい | |||
という意欲を引き出すことです。面白いと思うと、子ども達は英語を | |||
口に出して言ってみたくなるようです。限られた表現ですが、日常 | |||
生活で子どもたちが英語を楽しんで話す姿が多く見られるように | |||
なってきました。「ちょっと恥ずかしいけれど使ってみたい!」 | |||
という思いがどんどん広がってくれればと願っています。 | |||
Afternoon class 英語課外クラス 年中から小学6年生まで | |
@自己表現する力を育て、自分に自信をもつことをねらいとしています | |
A英語の読み書きの基礎となるフォニックスの指導をしています | |
週2回、ゆたかでは、英語課外のお友達の元気な声が響きます。少人数でクラスが編成されて | |
いるため、先生とのコミュニケーションが多くなり、自然に英語を使う感覚が養われます。日本人 | |
スタッフによる、年中から小学6年生までの学年ごとのレッスンです。 | |
グループワークで会話を楽しむことと、英語の読み書きの基礎 (フォニックス)に重点をおき、 | |
レッスンを行っています。様々なゲームで英語の音と読みの関係を学びます。子どもたちが | |
ゲームのルールを決めたり、自分の意見やアイデアを先生やともだちに伝えることで自発性 | |
が培われます。 | |
幼稚園児のレッスン:降園後行われます。英語を全身を使って楽しむことを中心にレッスンを | |
進め、英語のゲームをたくさん行います。活動を通じてともだちと関わることで相手の気持ちを | |
察したり、協同して活動を進めていくことも学びます。子どもたちの日常生活を題材にしたテキ | |
ストやワークブックを使用します。子どもたちが自ら何かを発見したり、ともだちとグループで | |
課題に取り組もうとする心情、意欲、態度を培います。 | |
小学生のレッスン:オックスフォード大学出版などのテキストブックとワークブックを使用し、、 | |
話す、聞く、読む、書く、四つのスキルを学び、高めていきます。自己紹介、インタビューなど | |
ゲームを通じてたくさん会話を楽しみます。高学年になると、ともだち同士で会話文を読み合う、 | |
短い文章から始まって、ある程度まとまった文章を読み、クロスワードパズルに挑戦するなど、 | |
学年に応じたテキストで指導します。 | |
英語にしても、その他のことを学ぶにしても、単なる丸暗記や詰め込みでは効果的に力をつけ | |
ていくことは難しいですし、学ぶことの楽しさが失われてしまいます。子どもたちは、一人ひとり | |
異なる強み、長所をもっています。それを見つけ引き出していくのが私たちの仕事です。 | |
楽しいゲームを中心にして、基礎的なことに十分時間をかけてレッスンを行います。なぜそう | |
いう英語表現を使うのか、また、American English と British English の違いなどを話したり、 | |
フォニックスのゲームなどに取り組むと、子どもたちは大変興味をもち、積極的にレッスンに | |
参加します。 | |
私たちは、英語を学ぶ楽しさを経験すると同時に、なぜ英語を学ぶのかを伝えることにも重き | |
をおいています。また、子どもたちの思いや意見にも耳を傾け、ともに学んでいきたいと考えて | |
います。 | |
日本では、明治維新以来、西欧に追いつくために英語の授業が展開されてきました。しかし、 | |
今やグローバル な視点で日本の立ち位置を考えたり、世界には多様な文化背景を持った人々 | |
がいて、人それぞれ考え方が異なることを理解し受け止め、他国と煩雑に話し合う必要のある | |
時代になりました。世界の人々が意思疎通するために、インターナショナル言語である英語を | |
学ぶことは、もはや必須であると言っても過言ではないでしょう。英語を学じて他国のよい所を | |
学ぶと同時に、日本語の美しさや日本のよさを他国の人々に知ってもらうことが重要になって | |
きます。英語は、自分の思いを相手に伝える、生きている言葉であることを子ども | |
たちに理解してほしいと願って課外の活動を行っています。 |
Top | 次のページへ |
| ゆたか幼稚園Home | | | Photo Gallery | | | ごあいさつ | | | 教育方針| | | 幼稚園の1日 | |
| 年間行事 | | | 幼児の遊び | | | 造形 | | | 令和5年度募集要項 | | 入園に関するQ & A | |